今回は「仕事の立場上のストレスについて」というテーマです。
今の世の中ストレスで溢れていますが、その内容は様々で立場によっても大きく異なるものが多いです。
今まで自分が経験してきた内容をもとに、それぞれの立場のストレスの傾向と、そのストレスを軽減するための考え方を書きます。
仕事の立場上のストレスについて
一般社員
ここで多いストレスは
- 自分のやりたいことが出来ていない
- 上からの仕事の押し付け
とかが多いです。
この立場は、その人の責任感にもよりますが、仕事上の実質的な責任は無いです。
ですが、仕事の内容的には、プロジェクトリーダー、チームリーダーなどで話し合って決まったタスクが、理由も説明されず振ってくることがたくさんあります。
そのため、「チームリーダなどから振られたタスクの進捗を守りながら正確に作業する」中で発生するストレスがほとんどかと思います。
この立場で発生するストレスの原因の発生源は、ほとんどの場合上の立場の人たちが原因なのですが、自分たちで解決するためには、
- チームリーダーの目線で今の仕事を考える
- 積極的に発言して、少しでも働きやすい環境にする。
- 責任無いし無心(最終手段)
仕事の内容を決める権限は無いとしても、雰囲気作りに立場は関係ないです。
チームリーダー
プロジェクトリーダーと一緒に、全体の計画の中で、実際のタスクとかを計画する立場になります。
また、少人数かと思いますが、部下を引き連れて、一緒にタスクを消化していく立場になります。
この立場で発生するストレスは
- (有能すぎる人に多い)なんでこれも出来ないんだ
- タスクの進め方に関する責任に対して、遅れや、課題のストレス
解決方法は
- プロジェクトリーダーとの小まめなコミュニケーション
- 部下の社員との友好な関係の構築
- プロジェクトリーダから、そのままタスクを受け取らず、内容期限は話してから
- プロジェクトリーダーの目線で今の仕事を考える
ここの立場は特に周りとの人間関係が大切です。それがほぼ全てです。
苦手な人は、それを解決するために全力を出しましょう。
プロジェクトリーダー
プロジェクトリーダーと一緒に、全体の計画の中で、実際のタスクとかを計画する立場になります。
また、少人数かと思いますが、部下を引き連れて、一緒にタスクを消化していく立場になります。
この立場で発生するストレスは
- プロジェクトの進捗に関する実質的な責任に対して、遅れや課題のストレス
- (有能すぎる人に多い)なんでこれも出来ないんだ
- プロジェクトメンバとの人間関係
解決方法は
- 仕事の内容について理解を深め、仕事の期限に対する調整を慎重に行う
- 部下から自分がどう見えているかを考え、相談しやすい雰囲気作り
この立場はたぶん一番忙しくて大変です。ちゃんとしてる人ならストレスも一番高まる時期です。
管理職
プロジェクトリーダーと一緒に、全体の計画の中で、実際のタスクとかを計画する立場になります。
また、少人数かと思いますが、部下を引き連れて、一緒にタスクを消化していく立場になります。
この立場で発生するストレスは
- プロジェクトに進捗遅れ、インシデントが発生したときの(俺がやったわけじゃないのに)
- 部下が言うことを聞かない
- 部下が言った通りやらない
- もう一個上の立場(部長とか)からの無茶ぶり
解決方法は
- プロジェクトリーダーとの多くのコミュニケーション
- チーム全体のストレス管理が、自分のストレス管理になります
- 客観視のトレーニング
この立場の人は実質プロジェクトに関わらない人が多いかと思いますが、お客様と何を話ししたかをちゃんと部下に伝え、命令ではなく、一緒に仕事を進めていく仲間の意識で話をし、部下が働きやすい職場を作ることに全力を注ぐべきです。
おわりに
今働いていて思うのは、ストレスの多い少ないに立場は関係ないです。
それぞれ質、量は違うものの、みんなストレスを抱えて働いています。
全員が理解して、協力しながら楽しく働ける職場が理想かなと思います。
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